2012年11月22日
今週の講師 全国宅地建物取引業境界連合会 和氣 猛仁 氏
最優秀レポート
【問題1】 講義内容を簡潔にまとめなさい。
一つ目は、不動産業の種類です。不動産業の業務は幅広く、大きく4つに分けられます。開発・分譲業、流通業、賃貸業、管理業があり、近年、管理業がストックビジネスとして重要視されています。二つ目は、流通業のプロセスとノウハウです。重要なのは、相手が何を求めているのか、話を聞きながら一緒に考え、探すことと、税金がいくらかかるのか、ローンをどう組むのかなど、親身なアドバイスです。三つ目は、既存住宅の可能性です。消費からストックを大切にしようという意識が市場と政府にあります。政府は100年住宅などを提唱して促していますが、英国や米国には遠く及びません。しかし、これからの市場は拡大すると思われます。
【問題2】本日の講演内容に関して自分の意見・考えを述べなさい。
講演の中で、既存住宅市場について、中古住宅市場は米国、英国、フランスなどでは大きいが、日本では小さい市場であると説明とスライドにありました。私は英国と韓国で研修を経験しました。例えば英国の住宅は100年以上のものが多くありますが、日本では100年以上のものは、文化財に指定されるほど珍しいです。韓国でも100年以上のものはあまりありません。おそらく、日本は世界で一番新築が好きです。これは東アジアの気質もあると思います。ですから、国の100年住宅が成功するのか、私は疑問に思います。